安いだけじゃない!車としての魅力も満載

BMW,AUDI,ワーゲンの小型車を特集します。国産コンパクトにはない魅力が満載です。
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100万円以下のコンパクト外車がアツイ!

コンパクトカーと言えば国産ではヴィッツやFITなどが人気がありますが、もう一つの選択肢として小型外国車を狙う!というのはいかがでしょうか?

そして「今」その小型外国車をオススメする理由は、なんと言っても高品質な中古車が急増しより手頃な価格帯へとシフトしているためです。
小型外国車の代表的な車種はフォルクスワーゲンGOLFであり、初代発売は1974年に遡ります。
約40年に渡り全世界で大衆車としてひたしまれており、世界で2番目に売れている車種です。(ちなみに1位はトヨタ_カローラのようです。)

また、初期は低価格帯ゆえに「それなり」のクオリティだった同車ですが、5世代目(2004年〜2009年)モデル以降はその質感・性能・耐久性などが格段にUPしました。

歴代ワーゲンゴルフ

そしてこのワーゲンの成功をうけ、ドイツ勢は各社小型モデルの開発を急ぎました。

メルセデス・ベンツは1998年にAクラス。アウディは1996年にA3。BMWも2004年に1シリーズをリリースしており、それ以降小型外国車の市場が激戦化しています。

2014年、各社の主力小型車が出揃ってから10年。
元々400万円前後の相場で新車販売されていたこれらの車は100万円を切るタマでも十分なクオリティがあります。
それでいて(残念ながら!?)同クラスの国産車には無いでデザイン性・走行性能・ブランド力を兼ね備えているのです。

特に走行性能に関しては、高速道路を走れば誰もがその完成度の高さを実感できるでしょう。本国ドイツでは200kmでアウトバーンをカッ飛ぶことを前提に設計されています。無論、日本ではそんなスピードで走ることはまずありませんが、60km,80km,100kmと速度域が上がるにつれその真価を思い知らされることでしょう。

またまた前置きが長くなりましたが、今回はこの小型外国車部門のBEST3をご紹介していきましょう。

1BMW
1シリーズ(2004年〜2011年)

BMW1シリーズ

競合他社に遅れること約10年、2004年に発売されたBMW初の小型シリーズですが、その完成度はピカイチです。

リリースを急ぐのではなく、一からしっかりと研究され開発された車なんだな。と感じる一台です。
プラットフォームや足回りの一部、内装品などは上位車種の3シリーズと共通化することで、質を保ちつつも結果的にコストダウンに結びつけています。

すこしマニアックな視点では、このクラスの車なのにFRプラットフォームを採用し、あえてコストの掛かる後輪駆動を採用している点です。部品点数が増え、車体中央を動力シャフト(プロペラシャフト)が貫通、ミッションもスペースを取る縦置きとなります。
コストとスペースというこのクラスの車には致命的な犠牲を払ってでも走行性能や運転のフィーリングに拘った同社には正直脱帽です。

そんな1シリーズもデビューから丸10年、2011年に2代目がデビューしたことも受け、1世代目(E81)は3万キロ以下の低走行車両でも60〜80万円程度に落ち着いてきています!

2006年式・2.1万キロ・79万円(118i)
2007年式・1.8万キロ・78万円(116i)
2006年式・2.5万キロ・59万円(116i)

2AUDI A3
(2003年〜2012年)

アウディA3

このモデルの素晴らしいところはマイナーチェンジこそ行われてきたものの、9年間におよぶロングスパンモデルだったことです。

すなわち、7〜8年落ちのお手頃車両を選んだとしてもそれほど古さを感じずAUDIというブランド感も十分に味わえるモデルと言えます。

日本では意外と知られていないことですが、AUDIはフォルクスワーゲングループの一員であり、2社間では多くの技術や部品が共有されています。このA3も例外ではなく、次に紹介するゴルフとプラットフォームはもとより、エンジン・ミッション・足回り・内装品など多くの部品を共通化しています。
これを良いと取るか悪いと取るかは別にして、耐久性(壊れにくい)と評判のあるゴルフと同等の設計、パワートレインを使用していることは信頼の証とも言えますね。

2007年式・3.9万キロ・98万円(1.8TFSI)
2006年式・4.1万キロ・78万円(1.6Lベースグレード)
2006年式・3.2万キロ・69万円(2.0FSI)

3フォルクスワーゲン GOLF
(2008年〜2012年)

フォルクスワーゲンゴルフ

最後は、冒頭でもご紹介したフォルクスワーゲン_ゴルフです。

小型外国車といえば「ゴルフ」というくらい定番車なので、説明するまでもありませんが、特に伝えたいのはこの6世代目(5K型)モデルの素晴らしさです。
5世代目までももちろん素晴らしいですが、この6世代目もついに100万円を切るプライスを付けだしたました。
これまでとの大きな違いはエンジンとミッションで、1.4Lまで小型化されたエンジンを「インタークーラー付ターボチャージャー」でドーピングし、122馬力を絞り出します。(同排気量のマーチやキューブの1.3倍程度のパワー)それでいて、燃費はカタログ値16.4kmと十分な数字です。
さらに同社の得意分野である、DCTミッションにより動力の伝達ロスを激的に減らし、結果パワーUPと燃費向上に貢献しています。
ゴルフを狙うなら、一気に技術革新された6世代目以降を激しくオススメします。

2011年式・4.0万キロ・99万円(1.4Lコンフォートライン)
2010年式・4.8万キロ・89万円(1.4Lコンフォートライン)
2009年式・4.3万キロ・89万円(1.4Lコンフォートライン)

以上、勝手に選んだ小型外国車BEST3です。
車なんて足だしなんでもいいよ、という方も多いと思いますがせっかく同じような値段で購入するなら
「運転していて楽しいクルマ」
「誰かを乗せた時に、オシャレだね」
と言われるようなクルマも悪くないですよ!