300万円以下!ワイルドアメ車特集
日本において身近なようで実は欧州車よりも敬遠してしまいがちなのがワイルドなアメ車です。
国内の交通事情を考えるとアメ車のような豪快な存在感と独特のオーラをもった車は違和感があるものです。
どちらかというフォルクスワーゲンやBMWのように重厚感の中にも落ち着いた品格のあるクルマの方が日本人のメンタリティにもあっているような気がします。
しかし逆にいえばそういった日本の交通事情の中でビッグなアメ車を乗り回せば異端の存在感を出せるのもまた事実です。
無骨で巨大なボディーに軽自動車7.8台分の大排気量エンジンを積み「デュロ デュロ デュロ…」と独特な排気音と共に走り去る姿には自然と老若男女の注目が集まります。
もちろん、乗っていて不快に感じることはなく、どこか心地よく懐かしいサウンドには優しささえ感じてしまいます。
アメ車と聞いいただけで、壊れる・燃費悪い・車査定の値落ちがひどいと悪評が後を立ちませんが、少なくとも一つ目の「壊れる」に関してはここ10年でかなり改善されたと言えます。
突然うんともすんとも言わなくなる。高速道路で立ち往生なんてケースはほぼなくなりました。
ただ、燃費に関してはに優秀な日本車勢に比べれば当然劣ります。強いて言えば「レギュラーガソリン」で走れることくらいでしょうか。
また、リセール時の査定価格についても相場下落の一途を辿ることは覚悟が必要です。
しかし、アメ車にはそれらのデメリットさえも忘れさせてくれる素晴らしさがあります。
今回は300万円で購入できる選りすぐりのアメ車を厳選しました。
SUV代表
JEEP ラングラー
北米で展開されているJEEPのラングラーは1980年代の後半に登場しました。
現行モデルは2007年から展開されているV型6気筒エンジンの3.8Lエンジンを搭載させています。
ボディ形状は、現在の中ではレアな角ばった四角い形状の箱型ボディです。
SUVがものめづらしくなくなった現在の日本でも独自性がふんだんに出せます。
2013年式・0.9万km・297万円(アンリミテッド スポーツ)
2011年式・0.8万km・237万円(スポーツ)
2004年式・2.9万km・148万円(サハラ ハードトップ 4WD)
スポーツカー代表
ダッジ チャレンジャー
ダッジチャレンジャーはクライスラーの2ドアクーペタイプの伝統あるスポーツカーです。
クライスラー社の中に展開されるダッジブランドとして、チャレンジャーは1970年代に登場。
2008年からは3代目モデルが展開されています。V6エンジンの3.5LからV8エンジンの6Lを超えるモデルも登場し、豊富なラインナップがあります。
まさにアメリカを代表するマッスルカーで日本においてもいろんな意味で注目されるでしょう。
70年代のマッスルカーをイメージしたデザインは多くの車ファンを惹きつけました。
このチャレンジャーは映画「ワイルドスピード」シリーズにも主人公の一人、ドミニクが操る愛車として様々なシーンで登場しています。
1作目では亡きドミニクの父が残したスーパーカーとして描かれ、ボンネットからエンジンブロックが飛び出したドラッグ仕様にカスタムされています。
その後も日産GTRと鬩ぎ合いのバトルを繰り広げるなどこの映画を観てチャレンジャーに憧れた人も少なくないハズです。
2009年式・7.7万km・298万円(SE)
2009年式・2.9万km・247万円(SE)
セダン代表
クライスラー 300C
アメリカンセダンは日本人にとって馴染みがないものです。
しかしその存在はあまりにも普遍化されたセダンというカテゴリの中でも一味も二味も違うものを感じさせてくれます。
古きよき時代の堂々としたビッグセダンを彷彿させる斬新的なデザインで国内でも大ヒットした1台です。
300Cは2000年代に入って登場したモデルで、高出力(最大でHEMIV8の6.4L)のエンジンと5メートルを超える全長のビッグセダンで、フロントの形状も豪快でアメリカを象徴するスーパーセダンといっていいでしょう。
2009年式・1.8万km・298万円(3.5)
2006年式・1.9万km・279万円(5.7HEMI)
2007年式・6.1万km・260万円(SRT8)
いかがでしたでしょうか?
プリウスなどの最先端ハイブリッドカーやBMW,ベンツのようなインテリカーもいいですが、人とは違う個性を出したいならアメ車はうってつけの存在ですよ!